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日本の気候を再考する・・・・・・・・・CLIMOGRAPH

newclimograph.gif
 過ごしやすい爽やかな気候になりました。「日本には快適な気候は10日ぐらいしかない」とか「すばらしい四季がある」と言われてきました。ではこの気候について再考することにした。
 このクライモグラフは気象学者の倉嶋厚「日本の気候」を修正したものである。参照データは国立天文台編、平成22年理科年表(机上版第83冊)を使った。(気温と相対湿度の月別平年値)
 
  このグラフから次のことが読み取れる。日本の気候はヨーロッパと比べてみると全く別ものであるのにきづく、東京の冬はヨーロッパよりやや暖かいが乾いている。また夏はまったく異なる。東京の7,8月はマニラの気候に近くなり、気温も湿度も高く、熱帯なみに蒸し暑い。ところがヨーロッパの夏6,7,8月は東京の5月か10月と同じと言われ、それよりも明るくさわやかで爽涼である。しかも日本より緯度が高いので、夏の昼間の時間が長い(夏にいったロンドンや中央アジアのカザフスタンでは、午後9時頃まで明るいのに驚いた記憶がある)。倉嶋氏は日本の夏を3つに分けている。第1の夏(立夏5月5日から)、第2の夏(梅雨期間)、第3の夏(梅雨明け7月後半から8月の盛夏)である。温順な自然の初夏から豊富な降雨、そして亜熱帯のジャングルを思わせる生命力にあふれた動植物と酷暑の夏である。これは世界に類例のない日本の気候の幅の広さと多様な世界を見せている。要するに、我々は居ながらにして一年間に寒冷な中央アジアと爽涼なヨーロッパから亜熱帯の気候までを満喫できるのである。
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