世界の映画監督による映画50選に小津監督作品『東京物語』が一位に選ばれたと聞いて、神保町シアターで鑑賞した。この作品は、約60年前で私の中学生頃のものでした。子供の頃に見慣れた風景・人情・文化、いや生活感そのものをもう一度体感した。
描かれているテーマは、単純で当時の人々の日常の生活、家族の絆である。小津監督は、低い位置のカメラアングルから日本人の将来を予測していたかのような作風で描写した。60年前の昔のものと全く感じさせないものであり、
若い人たちにも是非見てもらいたい作品である。結局、人間は、家族が基本である絆から逃れられない人類共通のテーマを持っている。
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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画