公務員の国際比較(員数と人件費)・・・・・・自分の頭で考える。
近年、公務員改革と天下り等の問題で我が国は公務員が多く、大きな政府であったと思い込まされてきたが、個人的には違和感を感じていた。例えば、相模原市の警察関係者は昔から人口600人当たりに一人と言われ、実際の生活で警察官を見るのは月に2~3回程度である。神奈川県の人口900万人に対して神奈川県警全職員17000人であるので、530人当たり一人であることが分かる。帰国して我が町の平和をかみしめたのは、警察官を滅多にみないことばかりではないが!
下に示す資料によると、確かに先進国のなかで公務員の数(軍人、公益法人等もすべて含む)は一番少なく、比較すると半分である。人口千人当たり42人である。我々は全く誤解している。我が国は既にいわゆる小さい政府である。ひるがえって人件費(給料)は反対に最も高くおおよそ2倍となっていて驚きである。他国は人件費の安い地方公務員の人数が多くなっている。近年、英国をはじめ公務員を増員し、キメの細かい施策を行う傾向にあるが、日本だけが反対の政策ととっているようだ!
結論:公務員の給料は3割程度さげること、地方公務員の人数を大幅に増やし行政をキメ細かく実施するようにするのが適切と考える。
また、いたずらに物言わぬ公務員バッシングを止め、かれらの頭脳を有効利用する。

下に示す資料によると、確かに先進国のなかで公務員の数(軍人、公益法人等もすべて含む)は一番少なく、比較すると半分である。人口千人当たり42人である。我々は全く誤解している。我が国は既にいわゆる小さい政府である。ひるがえって人件費(給料)は反対に最も高くおおよそ2倍となっていて驚きである。他国は人件費の安い地方公務員の人数が多くなっている。近年、英国をはじめ公務員を増員し、キメの細かい施策を行う傾向にあるが、日本だけが反対の政策ととっているようだ!
結論:公務員の給料は3割程度さげること、地方公務員の人数を大幅に増やし行政をキメ細かく実施するようにするのが適切と考える。
また、いたずらに物言わぬ公務員バッシングを止め、かれらの頭脳を有効利用する。

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正義(1)・・・JUSTICE サンデル教授の白熱教室、安田講堂にて
最近評判のマイケル、サンデル教授の「白熱教室」、これからの正義の話をしようの講演をNHKのテレビで視聴した。この番組は、前評判どうり久しぶりに「知の興奮」を覚えた。すなわち教授と聴衆との対話形式の議論と講義からなり、全員参加の熱い討議であった。議題は刺激的な次の二つであった。
1)イチローの年収は道徳的に公正か?
2)原爆投下、オバマ大統領は謝罪必要か?
そして、
正義とは、三つの答があるという。
1)功利主義者、英のベンサムに代表される「最大多数の最大幸福」
2)独の哲学者、カント「人間の自由な選択を尊重すること」そして
3)ギリシャの哲学者、アリストテレス「何が美徳であるかをあきらかにし、それを培うことが正義である」
教授との討議はいつもこの三つの答にそれぞれ当てはまり、どれが正解だとはしない。
知を愛するという哲学の語源のとうり、徹底的な討論をとうしてお互いの多様な考えを認めあうことができるという。
尻切れトンボであるので、次回に、教授の著書の感想をまじえて書くことにする。

1)イチローの年収は道徳的に公正か?
2)原爆投下、オバマ大統領は謝罪必要か?
そして、
正義とは、三つの答があるという。
1)功利主義者、英のベンサムに代表される「最大多数の最大幸福」
2)独の哲学者、カント「人間の自由な選択を尊重すること」そして
3)ギリシャの哲学者、アリストテレス「何が美徳であるかをあきらかにし、それを培うことが正義である」
教授との討議はいつもこの三つの答にそれぞれ当てはまり、どれが正解だとはしない。
知を愛するという哲学の語源のとうり、徹底的な討論をとうしてお互いの多様な考えを認めあうことができるという。
尻切れトンボであるので、次回に、教授の著書の感想をまじえて書くことにする。

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